木星の衛星エウロパ!今まで考えられていたよりももっと地表浅部に水存在?生命発生の可能性も!

宇宙
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写真は木星衛星エウロパ表面のカラー写真画像。

米国の木製探査機ガリレオが1990年代に撮影したものを再加工しています。

細長い線状の割れ目と隆起部が表面を縦横に走っており、これは地下浅い部分の水の滞留を示すものだとする論文が19日発表されました。

*エウロパまたはユーロパ は、木星の第2衛星。ガリレオ衛星と呼ばれる木星の四大衛星の中では最も小さく、発見されている木星の衛星の中では内側から6番目を公転する。月よりわずかに小さく、太陽系内の衛星の中では6番目に大きい。

この惑星エウロパ(Europa)について調べてみました。ワクワクしますね。

 

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なぜ、今まで考えられていたよりもっと浅い所に水があるという発見になったの?

エウロパが長年、太陽系内の生命探査の候補として挙がっている理由は、広大な海の存在にあります。

この海には、生命の基本要素である液体水があると広く考えられているためです。

 

これまでエウロパの海は地下25~30キロに位置すると予想されていましたが、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に発表された最新の研究によると、従来考えられていたより表面に近いところに水が存在する可能性があるということです。

 

この発見は、気候変動関連でデンマーク領グリーンランド(Greenland)の氷床を研究していた米スタンフォード大学(Stanford University)の地球物理学者チームが偶然もたらしたもので、グリーンランドにあるM字型の氷の隆起線が、より小さい規模ながらも、エウロパの氷殻で最も特徴的な二重稜線(りょうせん)に似ていることに気付いたからだそう。

 

しかし、この画像が撮影された1990年代には、形成の仕組みについてはほとんど明らかになっていませんでした。

そんな中、今回研究チームは氷貫通レーダーを使って、グリーンランドの氷床表面から約30メートル下に滞留する水が再凍結して割れる際、M字型の氷の隆起線が形成されることを発見したというものです。

 

生命発生の可能性は?

エウロパの滞留水は氷殻の下5キロの深さに存在する可能性があるそうです。

論文の筆頭執筆者で、スタンフォード大の電気工学専攻博士課程に在籍するライリー・カルバーグ(Riley Culberg)氏は「こうした滞留水が、氷殻の割れ目を上昇した海水である場合は特に、(エウロパの)海洋に生息する何らかの生命の痕跡が残っている可能性がある」と指摘する。

論文の筆頭執筆者で、スタンフォード大の電気工学専攻博士課程に在籍するライリー・カルバーグ(Riley Culberg)氏は「こうした滞留水が、氷殻の割れ目を上昇した海水である場合は特に、(エウロパの)海洋に生息する何らかの生命の痕跡が残っている可能性がある」と指摘しています。

また、これほど地表のより近くに存在する水に、宇宙空間や他の衛星から飛来する「興味深い化学物質」が含まれれば、「生命が存在している可能性」が高まるだろうと研究チームは述べています。

 

2024年にエウロパへの探査機打ち上げ計画は。

2024年に打ち上げ、2030年にエウロパ到着を計画しているNASAの探査機「エウロパ・クリッパー(Europa Clipper)」は、グリーンランドの氷床研究チームと同様の氷貫通レーダー機器を搭載する予定です。

ただ、調査はフライバイ(接近飛行)で行う予定で、着陸探査は実施しないため、生命の決定的証拠が見つかる可能性は低いとのこと。

 

どうせならもう少し詳しく調べられるように着陸探査をして欲しいところですが、ちよっと残念です。

エウロパ・クリッパーのプロジェクトチームは公式サイトで、「もしもエウロパに生命が存在したとしても、地球上の生命の発生とはほぼ完全に無関係だ。(中略)これは銀河系全体、さらにはその先の宇宙においても、生命の発生がかなり容易だという可能性を示唆するだろう」と述べています。

 

まとめ

地下5キロなら今まで考えられていた地下25〜30キロに比べると、かなり浅い位置の惑星表面に水がある可能性が出てきたわけです。

そして、生命発生の可能性もグンと近づいた事になりますよね。

とはいえ、調査にはかなり時間がかかること。

また新しい情報が入ってくるのを楽しみに注視したいと思います。

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