MISIA「MISIA PEACEFUL PARK Dialogue for Inclusion 2023」奈良:東大寺 大仏殿前庭 野外特設会場 10月7日 セトリ
NRITA THOMAS SIMPSON
- 傷だらけの王者 / with MISIA
- ボストンバッグ
- 遥か未来の君へ
Little Black Dress
- チクショー飛行
- マロニエの花
元ちとせ
- ワダツミの木
- 腰まで泥まみれ / with MISIA
MISIA
- ひとはいろいろ
- Higher Love
- 希望のうた
- さよならも言わないままで
- 逢いたくていま
- 愛をありがとう
堂本剛 .ENDRECHERI.
- 街 / MISIAコーラス
- あなたとアナタ / with MISIA デュエット
- LOVE VS LOVE / with MISIA デュエット
MISIA
- アイノカタチ
- 明日へ
- あなたにスマイル
MISIA「MISIA PEACEFUL PARK Dialogue for Inclusion 2023」奈良:東大寺 大仏殿前庭 野外特設会場 10月7日 ライブレポ
■ 会場:奈良・東大寺大仏殿
千年以上の歴史を持つ東大寺大仏殿にて、特別な夜が幕を開けました。小学生以来という人もいるほど、なかなか足を運ぶ機会の少ないこの場所で、法要の一環としてMISIAのライブが開催。大仏殿の入り口はチケット提示で何度でも出入り可能で、混雑時は団体入り口からスムーズに入場できる配慮もされていました。
ライブ前から導線がいつもと異なっており、特別なイベントであることが現地でも伝わってきました。鹿は会場には現れなかったようですが、代わりにMISIAの歌声が奈良の空に響き渡りました。
■ 音漏れ組も感動!東大寺の夜に響くMISIAの歌声
会場外にはチケットが取れなかった「音漏れ組」のファンも集結。奈良の街中にMISIAの圧巻の歌声が鳴り響き、周囲では「これは生で聴いたと言ってもいいのでは?」という声も。窓を開けると『Higher Love』が聴こえてきたという人も多く、「むっちゃ普通にMISIAの声、聴こえてます」「壮大すぎて、歌声が天空に昇っていく錯覚を覚えた」と感動の声が溢れていました。
■ セットリストと内容(MISIA・ゲスト出演者)
MISIAのライブは21時20分に終了。最初は「いきなりMISIAとゲストによる『傷だらけの王者』」からスタート。続けて『ボストンバッグ』『遥か未来の君へ』など、心に響く楽曲が披露されました。
▽ ゲストタイム(前半1時間ほど)
前半はゲストが2曲ずつ披露し、そのたびに交代していく構成となっていました。「高価なチケットでMISIAの歌声を聴きに来た人たちはどう感じていたのだろう…」といった声も一部あったようですが、後半でMISIAが名曲『逢いたくていま』『アイノカタチ』を披露すると、観客は大満足。会場外でも拍手が起こったほどの盛り上がりでした。
■ ENDRECHERI(堂本剛)の登場とコラボ
この日の目玉のひとつが、奈良出身の堂本剛(ENDRECHERI)の出演。登場時、MISIAが剛を紹介すると客席からはひときわ大きな歓声があがりました。ファンからは「他のゲストよりすごかった」との声も。
剛は以下の3曲を披露し、すべてMISIAとの共演:
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『街』(MISIAのコーラス入り)
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『あなたとアナタ』(デュエット)
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『LOVE VS. LOVE』(デュエット)
特に『LOVE VS. LOVE』の終盤では、低音ボイスでMISIAと向かい合って「LOVE」、次にMISIAが「LOVE」、そして観客に向かって囁くように剛が「LOVE」と声をかける演出があり、ファンからは「腰砕けになった!」という声もありました。「完全に余所行きクールモードのENDRECHERIだった」と印象深く語るファンも。
■ MISIAの圧倒的パフォーマンスと感動の瞬間
「MISIA圧巻!!」という言葉が何度もSNSで繰り返されるほど、その歌唱力はやはり規格外。ライブ終盤には藤井風の『Higher Love』も披露され、会場中が感動の渦に包まれました。
「Higher Loveからの4曲はコロナ禍からの色んな想いが詰まっていた。泣きっぱなしだった」「MISIAの生歌やばすぎた」との声が多数。「MISIAの歌声が乾いた心を潤してくれる」「壮大な声が天まで昇っていくようだった」と形容されるそのパフォーマンスは、まさに“神聖”の一言に尽きます。
■ ファンの反応と心に残った言葉たち
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「夢が叶ったし、その期待以上の素晴らしいものを見せてもらいました!MISIAさん、剛さん、ありがとう!」
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「つよしくんの安寧を大仏様にお願いした。乾いた心が潤う時間だった」
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「秋の空気の中、剛くんが自分のままに音を奏でられますようにと願っていたら、現実に」
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「入場時にもらえたライトが可愛くて嬉しい」
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「着物風のヒラヒラ衣装、秒で終わったけどインパクトあった!」
■ 会場と演出
大仏殿の荘厳な雰囲気と、幻想的な夜の空気、そしてMISIAの歌声が一体となり、まるで“音と祈り”の空間が創り出されたような夜でした。座席は中央から左右に広がる配置で、前方でも端の席は視界に偏りがあったようですが、それでもMISIAやゲストの歌声が響き渡り、どこにいても感動できる空間となっていました。
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