2024年12月15日(日)東京都 日本武道館
熱気あふれる武道館3日目
矢沢永吉のライブは、ファン一人ひとりがコンサートを作る「当事者」として参加しているのが特徴で、観客のほとんどが立ち上がり、全力で楽しむ姿が印象的でした。矢沢永吉が「ロックンロールに感謝しようぜえ!」と叫ぶ姿に、大号泣したファンも多く、50年以上のキャリアを積んできた永ちゃんの凄みとエネルギーに感動の声が寄せられました。
ステージ演出の独自性
矢沢永吉のライブ演出は、過剰にならず、曲のイメージをライティングや映像でさりげなく表現する独特のスタイルが魅力的です。「虹」という歌詞に合わせて虹色の照明が灯り、「雨」という歌詞では青い光が差し込むなど、歌詞や曲に寄り添った演出が特徴です。また、E.YAZAWAのロゴ入り汽車や花火、炎、銀テープなど、視覚的にも圧倒される演出が満載でした。特に銀テープが「ありえない角度」から飛び出してきたという声もあり、ファンを驚かせました。
75歳という年齢を超えたパフォーマンス
永ちゃんは、「50年やってもボーカルは半分くらいしか分からない。だからこそライブは楽しい!」とコメントし、その探求心と楽しむ姿勢がファンに大きな感動を与えました。75歳にしてこのクオリティのパフォーマンスを提供し続けることに、多くのファンが「唯一無二」と賞賛しています。
視点の違いから見える魅力
アリーナ席とスタンド席のどちらでもライブを観たファンの声では、上から見ることで、ステージ全体やライティングの細やかな演出に気づけたとのこと。アリーナ席では体験できなかった新しい魅力を発見し、どの席に座っても楽しめるライブであることが伺えます。
ライブの感想と期待
「ずっと鳥肌と涙の洪水だった」「矢沢永吉のエネルギーを体にぶち込まれ続けた2時間」といった感想が寄せられ、ライブ後も余韻に浸るファンが続出。来年のライブへの期待も高まっています。矢沢永吉が50年以上も全力で走り続けていること、そしてそのエネルギーを惜しみなくファンに届ける姿勢が、多くの人々の心を打った公演でした。
セットリストの詳細
現時点では、具体的なセットリストや日替わり曲の情報は見つかりませんでしたが、代表曲を中心に、各公演で変化を加えながら進められたライブであると推測されます。ライブ中のエネルギーや感動を伝えるファンのコメントからも、永ちゃんの音楽が持つ圧倒的な力を感じることができます。
このツアーは、音楽だけでなく、矢沢永吉という人物そのものの魅力が存分に発揮されたものでした。
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