21日、都内で映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』公開記念舞台あいさつに参加するため、キャストが勢ぞろいしました。
山田涼介(Hey! Say! JUMP)、本田翼、ディーン・フジオカ、舘ひろし、蓮佛美沙子、本郷奏多、曽利文彦監督らが参加しました。
イベントは全国130館にライブビューイングで中継されました。
舞台挨拶での模様やコメントについてまとめました。
山田涼介の舞台挨拶の模様とコメント
いよいよ完結編となる2部作の前編がスタートし、昨日の公開からSNS上で高評価が投稿されていることを告げられると、山田は
「原作にリスペクトして臨んだので、『ハガレン』をもともと見てくださっている方々からのお言葉はありがたいです」
と感謝を述べる。
グリーンバックでの撮影が多く、初参加のメンバーが戸惑うことも多いなか、率先して現場を盛り上げた山田。
撮影以外でも、頼れる座長ぶりを発揮していたようで、リン・ヤオ役の渡邊が
「撮影中に僕は誕生日を迎えたのですが、誰にも言わなかったんです。でも山ちゃんが僕のところにスッと寄ってきて、『誕生日でしょ?』と言って紙袋を渡してくれたんです。スターってこういう人のことを言うんだな、すごいなと思いました」
と山田のさりげない立ち振る舞いに羨望の眼差しを向ける。
主人公エド役として3部作の作品の真ん中で存在感を見せた山田だが、撮影以外でもスターらしい立ち振る舞いをしていたことを明かされた。
渡邊の発言を照れくさそうに聞いていた山田だが
「でも僕の誕生日のとき、同じことをしてくれたんです」
と返すと、渡邊は
「僕もスターになりたかったんです」
と恥ずかしそうに語っていた。
その後、各キャストに「撮影中に聞いてみたかったこと」というお題が出されると、エンヴィーを演じた本郷が、スターつながりで
「山田くん、年収いくらぐらいなんですか?」
と直球質問。
山田は
「言えるわけないじゃないですか」
と笑うと、本郷は
「じゃあ、好きな女性の仕草は?」
とファンが聞きたいことを代弁する。
本郷の質問に、ディーンも
「俺も聞きたい」
と追随すると、山田は意表を突かれた問いに
「急に?復讐(ふくしゅう)者と全然関係なくない?」
とタジタジになりながらも
「恥ずかしがらずに大きな口を開けて笑う女性を見るとキュンとしますね」
と回答していた。
また、山田は、大御所の舘に、長く俳優として第一線で走り続けている秘けつを質問。
「投げ出したくなったことは?」
と尋ねると、舘から
「若いときは、よく途中で帰ってました。すごくわがままで。8時からデートがあるから6時に帰るとか」
と“武勇伝”が飛び出し、
「めちゃめちゃカッコイイじゃないですか」
と羨望の眼差しを送っていた。
また、館は
「知らないうちに長くなっちゃった」
と素直に話し、
「自分の中で好きな仕事をする。そして仕事をすると決めたら100%、一生懸命にやるようにしてます」
と姿勢を明かした。
現場での印象的な出来事を問われた山田は
「邊ちゃん(渡邊)がBTSの曲を現場で踊ってて。めちゃくちゃ下手だったんですよ。僕の中ではだいぶハプニング映像だった。あれは踊れるようになったの?」
と質問。
渡邉は「もちろん」と自信を見せるが、いざ踊るように拍手で促されると
「いやいや、ダメですよ。仕事がなくなると思います(笑)。山田くんの心の中だけで」
と全力で拒否して笑いを誘う。
最後に山田は
「原作好きな方が『復讐者スカー』を観ると『ここもやるんだ!』と思ってもらえるシーンがけっこうある。
『最後の錬成』にも原作通りと唸ってもらえるシーンがたくさん。どこが再現、実写化されるか楽しみにしてください。
そうすると、後編公開までの1カ月がよりワクワク、ソワソワする時間になると思います」
とアピール。
山田は、6月24日に公開となる最終話に関しても、
「原作を読んでいる方は、内容は分かっていると思いますが、『このエピソードをやるんだ』という楽しみもあると思いますので、熱を冷ますことなく過ごしていただければ」
と客席に呼びかけていた。
本田翼の舞台挨拶の模様とコメント
肩を出した真っ白なドレス姿で登場したウィンリィ・ロックベル役の本田は
「きょうという日を迎えられて、スゴくうれしく思っています。
まだ、実感がわかないんですけど、『ハガレン2』が4年の月日を経てやっと公開できると思うと感動しています」と笑顔を見せていた。
イベントではリレー形式で質問をすることに、渡邊は
「ウィンリィの衣装が割と肩を出している。スゴくスベスベでキレイ。何かされているんですが?」
と本田に質問。
すると、本田は
「スベスベはもしかしたら、曽利(文彦)さんの編集かも…」
と正直に告白し、笑わせていた。
また、「最後の錬成」はまだ完成しておらずキャストも誰も観てないそうで、本田は
「まだ10分のギュッとした映像しか観ていないんです。私たちも早く後編が観たい」
と期待を込めた。
ディーンフジオカの舞台挨拶の模様とコメント
リザ・ホークアイ中尉役の蓮佛は共演シーンの多いロイ・マスタング大佐役のディーンに
「とにかく現場でミット打ちをされていて。撮影の合間にボクシングと言うよりも、ボクシングの合間に撮影というぐらいの熱量。この現場特有のことなのか、 それとも(前作から)4年の間に現場で動くことを意識するように変わったんですか?」
と尋ねる。ディーンは
「白熱するシーンだと演技で汗をかく必要が出ることもあるじゃないですか。霧吹きをかけて助けてもらうこともある。でも、この映画では自家発電でやろうとしてました。だから汗だけは本物です」
と狙いを明かす。
ディーンがミット打ちしている姿について山田も
「もうプロみたい。戦ったらめちゃくちゃ強いはず。すげえと思って見てました」
と振り返った。
ディーンは本郷に対し撮影現場での過ごし方に関して質問。
「よくスマホを持たれていたイメージなんですが、具体的には何をされてたんですか?」
と尋ねると、本郷は
「皆さんが役作りやトレーニングをしているのを見ながら、なるべく遠い位置でじっとしてました。僕は逆に現場で体力を使いたくないんです」
とこだわりを明かす。さらに
「めっちゃがんばってもギャラって変わらないじゃないですか!(笑) 為替相場とかをチェックしてます」
とジョークを飛ばした。
大人気漫画『鋼の錬金術師』
原作は2001年に月刊『少年ガンガン』(スクエア・エニックス)で連載がスタートし、全世界シリーズ累計8000万部を超える荒川弘氏による大人気漫画『鋼の錬金術師』。
今作は2017年12月に公開され、興行収入約12億円の大ヒットを記録した『鋼の錬金術師』の続編であり、二部作で原作の最終話までを描き切る完結編となる。
最終話までを描く『最後の錬成』は6月24日公開。
まとめ
21日、都内で映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』公開記念舞台あいさつに参加するため、キャストが勢ぞろいしたことについて、
・山田涼介の舞台挨拶の模様とコメント
・本田翼の舞台挨拶の模様とコメント
・ディーンフジオカの舞台挨拶の模様とコメント
などをまとめてみました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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