12月28日(水)東京:Zepp Haneda 開場 18:00/開演 19:00
■ UNISON SQUARE GARDENのMCより
ライブ冒頭のMCでは、斎藤宏介(Vo./Gt.)がMy Hair is Badとの関係性についてこう語った。
「改めましてUNISON SQUARE GARDENです。ユニゾンとマイヘアはお互いに尊敬し合いながらも、なかなか会う機会がなくて、例えるなら中学生の恋愛みたいな感じで。今年、思い切って僕らのイベントに呼んだら快く受けてくれたんです」
長年お互いに意識しながらもなかなか実現しなかった対バンが、この日ようやく実現。
しかもライブハウスという貴重な空間での共演ということで、ファンからも「最高の年納め」と大きな反響があった。
■ 微笑ましいやりとり──斎藤の“すべりMC”をめぐって
さらに、斎藤はこの日、あるエピソードを笑いを交えて披露した。
「その集合写真を撮る時に、僕、髪をぐしゃぐしゃにして『マイヘアイズバッド!』って言ったら、めっちゃ滑ったんですよ(笑)」
「あの時間、なんだったんだろう…笑。あの時撮った写真も、世に出てないんですよね😂笑」
これに対し、マイヘアの田中(Ba.)が爆笑しながら返し、観客席にも和やかな空気が広がった。
また、後のMCで椎木はこのエピソードに触れ、
「斎藤さん、頭ぐしゃぐしゃーってして“マイヘアイズバッドです”って言って、あれは滑ったんじゃなくて…僕たちのバンド名でそんなことしてくれるの、なんだか申し訳ないなって。でもそれをやってくれるなんて、優しい先輩だなって思った」
と、ユニゾンに対する深いリスペクトと感謝の気持ちを語った。
■ マイヘアのステージと、椎木の声の不調
この日、**マイヘアの演奏自体は「最高だった」「本物だった」「これぞロックバンド」**という声が非常に多かった。
だが、その一方で椎木の声の不調は明らかで、歌うのが辛そうな姿に観客も胸を痛めていた。
「今日のマイヘアの演奏半端ないって。椎木さんのボーカルの調子は良くなかったかもしれないけど、それを補っても余るほどの素晴らしすぎる演奏で、これぞロックバンドというものを見せてもらえたな」
「マイヘアのライブも終了!!!あっという間だったなーっ!!!後半は(頑張れっ)て心の中で思いつつだったけど、最後の曲歌いきれて良かったね✨」
「まさかのマイヘアのライブ、途中で打ち切り。アンコールもなし。椎木さん、声出なすぎて。ただあれは仕方ない。見ていて辛い」
「椎木さんの体調は物凄く心配だし早く良くなって欲しいけど、今日のライブが今年最後のライブで良かったよ!最高だったよマイヘアもユニゾンも!」
「いままでで一番気持ちを感じたライブだったよ」
椎木は気管支炎を患っていたとの情報もあり、途中でライブを打ち切る形となった。アンコールも行われなかったが、それでも「今日のライブが最高だった」「本物だった」と、ファンからは称賛の声が相次いだ。
■ ファンの声から読み取れる“椎木への思い”
この日のSNSには、体調が万全ではない中でステージに立ち、最後まで歌いきろうとした椎木に対して、多くの励ましと愛情があふれていた。
「本物だよ椎木さん、まじで本当にかっこよかった。申し訳ないなんて言わないで」
「悔しそうだったけど、めちゃくちゃ心に響いたよ。お大事にしてください」
「椎木の気管支炎ほんとに心配…申し訳なくなんかないし、最後歌い切ってくれてありがとう🥲」
「来てよかったっす。最高すぎる」
ライブを途中終了せざるを得なかった悔しさと、全力で届けてくれた演奏と歌への感謝が、ファンの言葉の中に確かに刻まれていた。
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