俳優・坂口健太郎(30)と杏(36)が7月スタートのフジテレビ系月9ドラマ「競争の番人」(月曜午後9時)でW主演を務めることが明らかになった。
坂口は今作が月9ドラマ初主演。
杏は2015年1月期の「デート~恋とはどんなものかしら~」以来、7年ぶりの月9主演。
2人の共演は16年公開の映画「オケ老人!」以来、6年ぶり。
ドラマでは初共演となる2人の舞台はこれまでドラマで描かれることのなかった公正取引委員会だ。
月9全面協力の「公正取引委員会」とは?
公正取引委員会
独占禁止法に基づき、公正な企業競争の環境整備や国民生活に影響する談合、価格カルテルなど自由な経済活動を侵害する企業の違反行為をチェック、違反行為については排除措置命令を出すほか課徴金納付を求める行政機関。
悪質事案に対しては検事総長へ告発も行う。
内閣府の外局に位置づけられる。
国内各地に事務所があり、約800人の職員を擁する。
「談合」「カルテル」とは?
「カルテル」は,事業者又は業界団体の構成事業者が相互に連絡を取り合い,本来,各事業者が自主的に決めるべき商品の価格や販売・生産数量などを共同で取り決める行為です。
「入札談合」は,国や地方公共団体などの公共工事や物品の公共調達に関する入札に際し,事前に,受注事業者や受注金額などを決めてしまう行為です。
月9「競争の番人」舞台となる「公正取引委員会」とは?
原作は4月から放送中の月9ドラマ「元彼の遺言状」の原作者で、第19回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作家・新川帆立さんが「「小説現代」(講談社)で連載した作品。
9日に発売された最新刊「競争の番人」同じ原作者の作品を2期連続で放送するのは同局史上初という。
月9「競争の番人」あらすじ
坂口が演じるのは東大法学部卒業で20歳で司法試験にも合格した天才。
理屈っぽくひねくれ者。
杏は、実直で感情のままに行動する元刑事で、犯人を取り逃がすミスから公取委に異動させられた白熊楓(しろくま・かえで)を演じる。
公取委の悪質な企業活動に目を光らせる第六審査、通称「ダイロク」の職員として2人がバディを組み、自由で公正な「競争の番人」として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出す姿を描く。
実際に公取委で撮影を行うなど、公取委全面協力のリアリティーあふれる作品だ。
坂口健太郎
「今回公取委の話だとうかがった時は、正直よく分かりませんでした。弁護士ものや警察ものとは違いそうですし…。どういう話になるんだろうと思いましたが、台本をいただいて一読したら、ものすごく面白い話だったので、楽しく撮影に臨めそうだなと思いました。
現場の心地良い空気感が出ていて、次の日のちょっとした活力やパワーにしていただける作品になるのではないかなと思っています」と語った。
杏
「公取委という組織にはなじみがありませんし、セリフの専門用語も口にしたことがなさすぎて難しい」と話す一方で「いろいろな人の人生と社会が混ざり合っていく様子が、上手(うま)く表現されていると思うのでワクワクしています。
今までの私へのイメージを一度なくして新しい役として見ていただくために髪をカットしました」と意気込みをコメントした。
まとめ
今回は、次の『月9』「競争の番人」について
・原作「競争の番人」単行本
・全面協力の公取委とは
・談合やカルテル
・『月9』「競争の番人」
・W主演の坂口健太郎さんと杏さんのコメント
などについて紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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