関ジャニ∞大倉忠義さんが「右低音障害型難聴」「両側耳鳴り」のため一定期間休養することになりました。
大倉さんは2020年秋頃から耳鳴りの症状が出始め、定期的に通院していましたが、今年4月に入り悪化し休養する事に至ったようです。
では、「右低音障害型難聴」「両側耳鳴り」とはどんな病気でどのような症状があるのでしょうか。
調べてみました。
「右低音障害型難聴」「両側耳鳴り」とは。どのような症状?
「右低音障害型難聴」「両側耳鳴り」は、主な症状として低音の聞き取りづらさや耳鳴りなどがあります。
「右低音障害型難聴」の症状と原因について
低音障害型感音(かんおん)難聴は、内耳の異常によって突然起こる難聴の一つで、8割が女性であり、特に20~40代の女性が多いと言われています。
すべての音が聞こえないのではなく、低音だけが聞き取りにくいという特徴があります。
低音部だけに限られるので、難聴の度合いとしては軽度のものということになります。
低音障害型感音難聴は、同じく内耳の異常で起こる突発性難聴と似ているところがあります。
突然聞こえにくくなると突発性難聴を疑うかもしれませんが、異なる点もあり、対処法が違います。
低音障害型感音難聴は、軽度の難聴ですが、治療が遅れると症状が悪化する場合もありますので、やはり早めの治療開始が必要です。
また低音障害型感音難聴は、再発する可能性のある難聴で、再発を繰り返すと症状が悪化する場合がありますので、再発を防ぐことも必要となってきます。
低音障害型感音難聴を治すための治療法と原因。
内耳のトラブルを起こす原因は、自律神経のアンバランスが大きいと考えられています。自律神経のバランスを崩す要因として次のようなものがあります。
- ストレス
- 肉体疲労
- 睡眠不足
- 体調不良の長期化
ストレスは自律神経の機能に影響を及ぼします。
毛細血管はリンパ液の供給・排出をコントロールしているのですが、萎縮することにより蝸牛のリンパ液をうまく排出できなくなります。その結果、余分なリンパ液がたまってしまい、低音障害型感音難聴を発症することになります。
発症後2週間以内に投薬治療を開始すれば、治る確率が高いと言われていますが、再発を繰り返すと中~重度の難聴へと悪化する可能性もありますので注意が必要です。
低音障害型感音難聴の治療は、主に薬物療法が行われます。
- 利尿剤:内耳にたまったリンパ液の排出を促す
- 循環改善薬:内耳の血流や代謝を改善する
- ビタミン剤
薬物による治療である程度、内耳のむくみが解消されたら、症状の改善と再発の予防のために生活習慣を見直します。
- 十分な睡眠をとる
- 栄養バランスの良い食事をとる
- 緑黄色野菜や果物などでビタミンを多くとって免疫力をつける
- 適度な運動をする
- 趣味などでストレスを解消する
まとめ
再発を繰り返すと悪化する恐れがあるので中々大変ですね。
医師からの指導もあり、当面の間、心身の健康を優先すべく休養するとのこと。
関ジャニ∞はその間、4人で活動することになりそうです。
早く復帰できると良いですね。
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