今回は5月6日に公開される映画「マイスモールワールド」について調べてみました。
主演の嵐莉菜さんは今回が映画初出演の初主演。
彼女の演技にも注目ですが、現在の日本におけるクルド人の状況を描いたこの映画の内容には更に注目しています。
- 嵐莉菜のプロフィール
- 映画「マイスモールランド」舞台挨拶とあらすじ。
- 日本におけるクルド人の現在の状況
- 評価
- 完成披露試写会や一般試写会での視聴者コメント
- サーリャが窮屈ながら日本で生きたいと感じる中で聡太の存在はひとつの光のようで、2人が社会の制度に抗いながら生きる姿は儚くて、切なくて、そして強いと感じました。どこの国の生まれだろうと、どこに住んでいようと、家族や周りの人を愛する気持ちは普遍的であると改めて感じる作品でした。
- この映画は、在日クルド人問題だけでなく、日本以外に（も）ルーツを持つ全ての人にも刺さる普遍性をもっていると思いました。
- 様々な葛藤を抱えて複雑な感情が入り乱れる中、色々なものを諦めながら、それでも少しの希望を見出してひたむきに人生を歩むサーリャには、勇気をもらいました。ソウタの優しく心地よい空気感も、サーリャの背中を押す希望となって、映画がより前向きなものとなったと思います。 主演2人の演技はとても自然で、いつの間にか映画の世界観に引き込まれていました。またお2人の演技を見るのを楽しみにしています。
嵐莉菜のプロフィール
嵐 莉菜
2004年5月3日生まれ、埼玉県出身。
「ミスiD2020」でグランプリ＆ViVi賞のW受賞。
2020年よりViViで専属モデルとして活躍中。
日本とドイツにルーツを持つ母親とイラン、イラク、ロシアのミックスで日本国籍を取得している父親がいる。
本作が映画初出演にして初主演となる。
映画「マイスモールランド」舞台挨拶とあらすじ。
公演記念舞台挨拶
＊キャストと監督登壇
5月7日(土) 5月8日(日)
埼玉に住む17歳のクルド人サーリャ。
すこし前までは同世代の日本人と変わらない、ごく普通の高校生活を送っていた。
あるきっかけで在留資格を失い、当たり前の生活が奪われてしまう。
彼女が、日本に居たいと望むことは“罪”なのだろうか――？
日本におけるクルド人の現在の状況
「国家を持たない世界最大の民族」と呼ばれるクルド人。
埼玉県には2000人ほどのコミュニティが 存在するが、クルド人が難民認定された例はこれまでないに等しい。
本作の企画が動きだした2017年 当時より、出入国管理及び難民認定法（入管法）を巡る状況は、悪化の一途をたどっている……。
日本在住のクルド人が警察官に押さえ込まれ怪我をして、渋谷署前での200人ほどの抗議デモがニュースになった件は記憶に新しい。
こういった現状を17歳の目を通して描いたのが今作のようだ。
主人公サーリャが心を開く少年・聡太役を『MOTHER マザー』(20)で多くの新人俳優賞を受賞した奥平大兼が演じる。
また、主題歌「N e w M o r n i n g」を書き下ろしたのは、注目のアーティストROTH BART BARON。
ROTH BART BARON（ロットバルトバロン）は、シンガーソングライターの三船雅也が中心に集まる日本のインディーロックバンド。これまでに４枚のEP、5枚のオリジナルアルバムを発表している。フジロックやサマーソニック、ライジングサン、ビッグマウンテン（タイ）、PLAYTIME FESTIVAL（モンゴル）などアジアの大型フェスにも出演。４thアルバム『けものたちの名前』は、アジアン・カンフー・ジェネレーション・後藤正文が設立した＜Apple Vinegar Music Award＞で大賞を受賞。５thアルバム『極彩色の祝祭』収録のリード曲「極彩｜IGL(S)」は、テレビ朝日系「関ジャム∞完全燃Show」番組内にて音楽プロデューサー・蔦谷好位置の年間１位に選出。
評価
現代社会の矛盾を
とても美しく映画らしい構成で物語にした。(ベルリン国際映画祭)ベルリン国際映画祭世界中で起こりうる出来事を、
力強く語った作品(アムネスティ国際映画賞)アムネスティ国際映画賞嵐莉菜の魅力的な演技は特筆すべき(THE FILM VERDICT)
完成披露試写会や一般試写会での視聴者コメント
サーリャが窮屈ながら日本で生きたいと感じる中で聡太の存在はひとつの光のようで、2人が社会の制度に抗いながら生きる姿は儚くて、切なくて、そして強いと感じました。どこの国の生まれだろうと、どこに住んでいようと、家族や周りの人を愛する気持ちは普遍的であると改めて感じる作品でした。
この映画は、在日クルド人問題だけでなく、日本以外に（も）ルーツを持つ全ての人にも刺さる普遍性をもっていると思いました。
様々な葛藤を抱えて複雑な感情が入り乱れる中、色々なものを諦めながら、それでも少しの希望を見出してひたむきに人生を歩むサーリャには、勇気をもらいました。ソウタの優しく心地よい空気感も、サーリャの背中を押す希望となって、映画がより前向きなものとなったと思います。 主演2人の演技はとても自然で、いつの間にか映画の世界観に引き込まれていました。またお2人の演技を見るのを楽しみにしています。
まとめ
映画初出演初主演の嵐莉菜さん。
凛としたお顔立ちでどんな演技をされているのか注目したいです。
海外からの評価も高いので、これから他の作品にも俳優として参加されるかもしれませんね。
楽しみです。
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